logo-01
logo-02
logo-03

サンフランシスコの未公開株式投資会社が成長持続を支援

ニューヨーク、サンフランシスコ発 (2017年9月7日)   金融機関向けコーポレート・ガバナンスおよび責任投資サービスの最大手であるインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ社(以下、ISS)は本日、ジェンスター・キャピタル社(以下、ジェンスター)がISSを7億2,000万ドルで買収することでベスター・キャピタル・パートナーズ社(以下、ベスター)と基本合意に達したと発表いたしました。通例の手続きに従い2017年第4四半期初め迄に完了する予定です。

ISSは、投資家の異動後も引き続き、独立企業として業務を推進することになります。ISSの現在の経営陣は留任いたします。

ISSのプレジデント&CEOであるガリー・レテルニー(Gary Retelny) は次のように述べています。「ISSの経営陣はジェンスターとの関係を歓迎しています。ジェンスターはISSのような業界トップ企業への投資で深い経験と実績を積み上げており、ISSがクライアントの利益の為にプロダクトやサービスを強化することを支援してくれるでしょう。」「ISSはジェンスターという最良のパートナーを得て、世界のコーポレート・ガバナンス市場において最先端の専門性、技術革新、サービスを提供するという長年の使命に集中して取り組むことができます。」

「過去3年間、ベスターがISSとISSの世界中のクライアントにコミットしてくれたことに感謝しております。ISSはベスターとの協力関係を通して多くの成果を挙げることができました。」

ベスターの共同プレジデントであるロバート・ロスナー(Robert Rosner) はこう述べています。「我々とISS経営陣との協力関係は、5つの買収によりプロダクトやサービスを拡充するなど、とても有益で実りあるものでした。」「ISSが過去数年間に事業を拡大し、コーポレート・ガバナンスの第一人者としての世界的な地位を強化してきたことを誇りに思います。」

ジェンスターのマネージング・ディレクターであるトニー・サルースキー(Tony Salewski) は、ISSをポートフォリオに組み入れることは、金融サービス業に必要なツールとサービスを提供するトップ企業に投資し強力な経営陣を支えて行くジェンスターの投資手法に適う、と述べています。

「ISSはガバナンスのトップ企業としての地位を固めながら、過去3年間に大きく拡大しました。クライアントに対するコミットメントが強く、強固なインフラの構築や国際的なESGソリューションの開発を続けています。ジェンスターは、ISSが内部成長や買収による成長を通して世界的な発展を続けるよう、ガリーと彼のチームを支援して行きます。」

ISSは世界13カ国の19事務所に約1,000人の従業員がおります。クライアントは約3,000社で世界の多くの機関投資家がISSの客観的で公平な議案分析とデータを投資先企業の議決権行使に利用しているほか、株主価値を高める手段として自社のガバナンス・リスクの軽減を図る公開企業も含まれます。

本取引の法律顧問はISSとベスターがシンプソン・サッチャー・アンド・バートレット、ジェンスターがウィルキー・ファー・ギャラハー、ISS経営陣がデーヴィス・ポーク・アンド・ウォードウェルです。

Start typing and press Enter to search